金曜かごニュー、特集は県民100人が関心を寄せた気になるニュース。どんな話題や出来事がランクインするのか。関心度の高いニュースを鹿児島出身の落語家・林家彦いちさんとともに掘り下げていきました。
県民100人に聞きました今週の気になるニュース
【第1位】春の高校バレー、鹿児島女子は6年ぶりに全国3位に輝く
ベスト4侵出をきめ、挑んだ前回王者下北沢成徳高校戦。第1・第2セットをうばわれますが、3年生にとって高校生活最後の大会。1セットを奪い返しますが、最後は相手の高さが勝り、セットカウント3ー1で日本一の夢は叶いませんでした。先輩達の思いは
後輩達に受け継がれていくことでしょう。
【第2位】森市長 妻同伴で海外出張 公費支出
鹿児島市の森市長が妻同伴で海外出張し、妻の旅費が公費で支出されていることがわかりました。森市長は、2004年から去年までの任期中に43回の海外出張を行っていて、
そのうち7回、妻が同伴していました。記念式典などの公式行事に出席していたということです。
【第3位同率】タクシーが乗客をのせたまま行方不明27時間後発見
鹿児島市で71歳の男性が運転するタクシーが93歳の女性客をのせたまま行方不明となり、およそ27時間後に発見されました。タクシーは、鹿児島市入佐町の畑近くで脱輪した状態で見つかり、車内にいた女性客にけがはありませんでしたが、近くの崖下で見つかった男性運転手は意識不明だということです。
【第3位同率】各地で成人式
今年の新成人は、1996年度生まれの人達。8日に鹿児島市で「新成人のつどい」が
行われました。霧島市では築100年以上の木造駅舎JR大隅横川駅で成人式がおこなわれました。
【第5位】川内原発 営業運転再開
去年10月にはじまった定期検査をへて、2月に再稼働をした川内原発1号機が6日営業運転を再開しました。1号機の定期検査を巡っては、来月7日の2回目の原子力専門委員会で結果が報告され、三反園知事はその結果をうけて、1号機の安全性について知事としての判断を示したい考えです。
【第6位】かごしま水族館 イルカの赤ちゃん誕生
先月31日の大晦日にイルカの赤ちゃんが誕生し、授乳も確認され順調に育っています。これでかごしま水族館のイルカは9頭になりました。
【第7位】LCCバニラ・エア3月末から奄美と関西空港を直行便を就航
奄美と成田を結んでいるANA傘下のLCCバニラ・エア。新たに3月末から奄美と関西空港を直行便を就航することになりました。最も安い料金は片道4780円。昨日から公式ウェブサイトなどで発売されています。世界自然遺産登録にむけてより一層の活性化に
つながるのではないでしょうか。
【第8位】県内で今シーズン初めてインフルエンザで学年閉鎖
学年閉鎖したのは、姶良市の加治木看護専門学校の1年生のクラス。県によりますと、年末から今月1日までの1週間、県内のインフルエンザの患者数は、294人と、去年の同じ時期を大幅に上回っているとのことです。
【県内の様々な伝統行事】
指宿市山川の浜児ヶ水地区の伝統行事「サンコンメ」。毎年1月7日に行われるこの行事は、無病息災などと書かれた和紙を貼った長さ2メートルの青竹を回転したあと、地面にたたきつけ割れ目から飛び出した小銭を拾い一年の幸福を祈るというものです。この小銭は厄年の人達から寄せられたお金なんです。
鹿児島市でおこなわれた「破魔なげ」。およそ1000年前に中国から伝わったと言われています。「破魔」と呼ばれる輪切りにした木を「ぼっと」と呼ばれる木の棒で打ち返す遊びです。この日は園児から82歳までの26チーム、179人が参加しました。予想しずらい破魔の動きに懸命に打ち返していました。これらの他にも、年があけてから県内で
様々な伝統行事が地域の人達をつなぐ行事として今でも大切に受け継がれています。